タマゴタケ(卵茸)
卵の殻のような膜をやぶって成長する。
とても成長が早いきのこなので、白いツボから顔を出して1~2日で成菌になる。
ヨーロッパでは皇帝きのこと呼ばれている。西洋ではローマ時代から食べられていた。
和名:タマゴタケ(卵茸)
学名:Amanita hemibapha (Berk. & Br.) Sacc.
英語:Amanita caesarea 科属:テングタケ科 テングタケ属
生活型:外生菌根菌 採集時期:夏-秋(7月-10月)
生える場所:広葉樹(ブナ、カバノキ、シイ、コナラ、ミズナラ、クヌギ)、針葉樹(マツ)の近く地上。日当たりの良い南向きの斜面。
生え方:一直線上に並んで生えていることが多い。
幼菌:白い外皮膜に覆われている。小さい卵のような楕円状。4-5cm。
傘の大きさ:径5-20cm。
傘の色:赤色、橙赤色。
傘の表面:やや粘性。
傘の形:始めは卵形、のちに丸山形。カサの縁に放射状の溝線がある。育つと平開して中央部が突出する。
ヒダ:黄色。やや密。
柄の大きさ:高さ10-20cm。太さ6-25mm。
柄の特徴:黄色に橙色のだんだら模様。橙色のツバがある。白い膜質のツボが下部に付いている。中空で折れやすい。
肉:淡黄色。薄くてもろい。
地方名:アカダシ、アカキノコ、ナンバンモタセ、アンズタケ、ウグイスタケ、ホオベニタケ、ベニタケ、ブシキノコ、オオベニタケ、オカベニタケ
食べ方:ツボは取り除く。塩水に30分以上漬けて虫出しをする。生食(サラダ)可能。バターやマヨネーズとの相性も良い。
保存法:茹でてから汁ごと冷凍保存すると旨味も一緒に保存できる。
おいしさ:★★★
味・香り:幼菌は生でサラダなどに使われる。だしにコクがある。
その他:ゆでると色が落ちてゆで汁が黄色くなる。
似た毒キノコ:ベニテングタケ
2013/08/23撮影
2013/08/23撮影
2013/08/23撮影
2013/08/23撮影
フリー参考画像
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